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デジタルでBtoBセールスはできるのか!?

会議では自由に発言できますか?

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ここのところ続けて耳にした話なので、はじめは大したこととは思わなかったけど、実は結構重要なことなのかもしれないと思い、テーマとして取り上げてみることにします。

それは、会議は議論をする場なのかということです。

日本IBMには社外から出向して来られている方がいます。いま私の身近にはいないのですが、その出向者がいる部門のIBM社員の話として伝え聞こえてきたことがあります。
それは、IBMにきて驚いたのは、会議で参加者が自由に発言することだ、と。出向元の自分の会社は、会議というのは基本的には報告の場であり、発言する人は事前に決まっている、内容もあらかじめすり合わせが済んでいる、というものでした。
似たような話として以前私が出向当事者から聞いたことがあるのは、上司に対して問われもしないのに自分の意見を出したり、提案をしたりする人が多いのには最初はびっくりしました、というものです。

私は今のこの会社しか知らないので、それが当たり前と思っており、そういうことを言われることの方が驚きでした。

事前に調整することの方がいいこともあるのかもしれませんが、自由闊達に言いたいことを言うことで、より良いアイディアが出てきたり、現状の改善につながったりしていくのではないかと思っています。

自由に意見を表明できるが故に会議時間が長引きがちである、そもそも会議の数が多すぎる、というのもよく社内では言われることですが、でも発言を自由にしづらいということになると、我が社ではブラストレーションが溜まってしまう社員が多くなると思われます。そういう文化だからというのもあるでしょうか、社員の転職先としては外資系が圧倒的に多いように思います。

何か提言をするためにこれを書いているわけではありませんが、あえていうとしたら、もし社内で自由に発言ができず窮屈に感じているのなら、外資系企業への転職を考えてみてはいかがでしょうか、といったところです。

IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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